マンションの売却を決意
2019年7月22日月曜日、色々考えた結果、マンションを売却することに決めました。家具や家電を全て持って行かれ、ここで生活するためには、また全て買い揃えなければならず、マンションのローンと管理費、光熱費などのインフラ費用を支払いながら、妻と子どもたちへの婚姻費用を捻出することは、できない事ではありませんでしたが無駄であるとの結論に至りました。駅からは遠くなり、通勤に1.5時間ほど掛かることになりますが、実家で生活させてもらうことにしました。
この日から、マンションの売却のために、残された不要な大物の家具などの処分、妻の退去時になんの清掃もされていない汚いままの部屋や設備の清掃のため、毎週土日にマンションに通いました。
大物の家具は、処分にもお金が掛かるため、自分ではどうしようもできないベッドとソファのみ、業者に引き取ってもらうことにしましたが、引き取ってもらうのに50,000円ほどかかりました。妻は処分にお金がかかるような不要な物のみ置いていきました。
妻や子どもたちとの幸せな思い出が詰まった部屋が、きれいさっぱりと何もない空っぽな状態になった時、本当に悲しく私の心にもぽっかりと穴が空いてしまった感覚でした。
子どもたちも、きっと引っ越しなどしたくなかったに違いありません。子どもたちが慣れ親しんだマンションを、妻は自分の感情を優先して、出て行きました。
子どもたちを巻き込み、振り回していても全く気にも留めないのでしょう。どうか子供たちのことを巻き込まないで欲しいと切に願います。