離婚を決意
前回の審判期日(2021年2月8日月曜日)から約1か月が経過しようとしていました。
私は当初、暴力、不貞、生活費を渡さないなどの問題が全くない親であれば、面会交流調停を起こせば、普通に子どもたちに会える状況になるものだと思っていました。
しかしながら、現実は大きく異なりました。子どもを連れ去った親は、好き放題、言いたい放題、やりたい放題で、「子どもたちが会いたくないと言っている」というような嘘もまかり通る、調停では誰も嘘は付かないという考えの基で実施されます。
そして、その発言の責任を幼い子どもたちに負わせるのです。子どもたちが成長し、きちんと物事を判断できるようになった時、なぜ父親に会えなかったのか、その理由が「子どもの時に、お父さんに会いたくないと言ったからだ」ということを知った時、どう思うでしょうか。きっと罪悪感に苛まれることでしょう。
こんな理不尽なことがあるのです。日本の法制度を心底憎みました。
余談ですが、前にも書きましたが、これから面会交流調停を起こそうとしている方に言いたい。何の意味もないのでやめたほうがいい。日本の法制度で面会交流調停を申し立てても、こちら側に何の落ち度が無かったとしても、相手に悪意があれば、いくらでも会わせないようにすることができてしまいます。
しかしながら、そのようなことを嘆いていても事態が変わるわけではありません。私は、現時点でどうすることが最も良いのかを考えた結果、離婚することを決意しました。その理由を以下に記録しておきます。
-------【離婚を決意した理由】-------
1.調査官調査の報告書の内容を踏まえ、裁判官から発せられた言葉は、「このような状況では、面会交流させることはできない」というものであったこと。
2.調査報告書の中で、長男が「お父さんとお母さんが離婚したら会うって感じなの?」という調査官の問いに対して、「うん」と返事をしていること。
3.2021年2月の面会交流審判期日における相手方からの報告書の記載に、「(長男)とお父さんが会うにはどうすればいいと思う?」との相手方の問いに対して、長男は「ずっと言ってるけど、ちゃんとお母さんと離婚してほしい。そうすればちゃんと会えるし、みんなにも心配かけないですむ。」と発言をしていること。(過去記事参照)
4.2021年2月の面会交流審判期日において、春休みに面会交流場面観察を実施することになっていたこと。(過去記事参照)
5.婚姻費用として20万2千円を相手方に渡しているが、離婚すれば婚姻費用から養育費に替わり、相手方を養う義務が無くなり、その金額が減ること。
6.相手方が離婚を望んでおり、その要求を受け入れれば、気持ちも変わり子どもたちに会わせてくれる可能性があること。(実際には全く変わらなかったのですが)
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2021年3月10日水曜日、市役所に離婚届を取りに行き、相手方代理人に送付しました。
2021年3月12日金曜日、正式に離婚が成立しました。