次楽の記録と記憶

妻と離婚調停・面会交流調停中の男です。三児の父親です。まさか自分がこのような状況になるなんて夢にも思っていませんでした。誰かに話を聞いてもらいたいのと、記憶の整理と記録のためアカウントを作成しました。少しずつ吐き出していこうと思います。

誘拐犯の身代金要求と同じ

面会交流をドタキャンされた後の2019年11月19日火曜日、私の代理人弁護士と話をして、次回の調停で調査官の意見も踏まえて、審判に移行するかどうかを決めていく方針にしました。

 

審判とは、調停の話し合いではどうしてもまとまらないとなった際に、裁判官が下す、裁判で言うところの判決のようなものです。

ただし面会交流調停の審判で、例えば「月一回会わせなさい」と言うような内容になったとしても、実は直接的な強制力はありません

その審判を守らなくても、「会わせる」という直接的な強制はできず、間接強制と言ういわゆる罰金を支払えば、会わせる必要はありません。その罰金の額と言うのも、当人の収入の状況から金額が判断されるため、婚姻費用(子供たちの養育費+妻を扶養する費用で、私は2021年2月現在、月に20万円を支払っている)をもらっていれば、また他者からの経済的な援助があれば全く効果はありません。弁護士からは妻の収入から罰金は3万円程度であろうと聞きました。

一方で、婚姻費用分担調停の審判には強制力があり、仮に婚姻費用を振り込まなかったとしても、給与や財産の差し押さえ等で強制的に徴収されてしまいます。

日本の司法制度の欠陥だと思いました。また、妻は罰金を払ってでも私と子供たちを会わせないという選択をするだろうと思いました。

 

2019年11月21日木曜日、有給休暇を取得し第6回面会交流調停に出席しました。

調停の中で、前回取り決めた面会交流をドタキャンされたことを伝えました。が、正直言って、調停は話し合いの場であり、そんなことを主張したところで何の役にも立ちませんでした。

 

この日の調停で、保留している婚姻費用をとりあえず毎月16万円支払うことに決定しました。別居直後に約500万円を渡していましたが、それはお互いの共有財産であり、婚姻費用とは関係がありません。

婚姻費用は、お互いの収入を下にして、算定表から算出されます。20万円前後になりそうでしたが、まだ確定ではないためオーバーしないように16万円に設定されました。

子供たちに会わせてもらえない状況でしたが、子供たちの生活のためのお金でもあるので、私はそのまま受け入れました。

 

その代わり、またファミリーレストランでの面会交流を設定してもらいました。調停委員と調査官の計らいにより、それが駄目だった場合に、8月に行った試行的面会と同様に裁判所のキッズルームでの面会交流も二段構えで設定してもらいました。

 

私は、子供に会わせるということを条件にお金や離婚を要求されている、言ってみれば子供を誘拐され、身代金を要求されている状況と同じです。

こんな誘拐のようなことが許される日本の司法は腐っています。

またこの誘拐犯は、もっと腐っていると思います。子供たちをダシにして自分の要求を通そうとする、こんな人間は親失格だと思います。

 

しかし私は何もできず、ただ相手の言うことを聞くしかありませんでした。