次楽の記録と記憶

妻と離婚調停・面会交流調停中の男です。三児の父親です。まさか自分がこのような状況になるなんて夢にも思っていませんでした。誰かに話を聞いてもらいたいのと、記憶の整理と記録のためアカウントを作成しました。少しずつ吐き出していこうと思います。

約3ヶ月ぶりの再会

2019年11月30日土曜日、弁護士から連絡があり、面会交流の日程について12月20日、予備として12月26日にしたいとのことでした。

また、一番下の長女が「お母さんと一緒じゃなければ会わない。」と言っているとのこと。妻は私には会いたくないので、長女は連れて行くことはできない。と言われました。

全くの嘘だと思いました。合わせないためのただの口実だと思いました。

仮に本当だったとしても、私自身は妻に会うことなど何とも思いません。面会交流が大切だと思うのであれば、大人が我慢するべきだと思います。どちらが駄々をこねる子どもなのか分かったものではありません。自分の感情、自分の要求を通すことを優先し、子供にとって大切な面会交流を拒否する。こんな人間が親を名乗っているのです。

本当に納得ができませんでしたが、ここで言い争っていても仕方がないので、私は了承しました。

 

2019年12月20日金曜日、職場を午後フレックスで退社し自宅で待機していました。前回のこともあり、またドタキャンされるのではないかと思っていましたが連絡はなく、ファミリーレストランに向かいました。

約束の17時半前に駐車場に到着し待っていると、義母が長男と次男を連れてきました。子供たち2人は「お父さん!」と言いながら駆け寄って来てくれて、私は1人ずつ順番に抱っこして抱きしめました。

義母は不貞腐れたような態度でしたが、私は「今日は本当にありがとうございます。」と声をかけました。義母は私には目もくれずそれを無視しました。人としてどうかと思います。

 

3人でお店に入ると、4人がけの席を勧められましたが、ソファーの広めの席にしてもらいました。

座る場所をどうしようかと話をすると、長男は「おれはお父さんと向かい合って話をしたいから、〇〇(次男の名前)を隣に座らせていいよ。」と、私が困らないようにと気を遣ってくれました。ソファーが広かったので、次男と反対側のスペースを指して「こっちにおいで!」と言うと、笑顔になって喜んで隣に座ってきました。本当は長男も私の隣に座りたいと思っていたのでしょう。それを我慢して次男に譲る、その健気さに涙が出てきました。

頻繁に会わせてもらえていれば、座る場所など気にする必要はないでしょう。子どもにこんな気遣いをさせなければならない状況を作っている妻に対して、本当に子どもたちのことを第一に考えて欲しいと強く思いました。

 

席に座り、注文をする前に子供たちに伝えておきたいことを伝えました。

 

1.お父さんはずっとみんなに会いたいと思っていて、お母さんに会わせて欲しいとずっとお願いをしてきて、ようやく今日会うことができた。

 

2.お父さんに会いたかったら、会いたいって言っていいんだよ、それはみんなの権利なんだから。お母さんはダメだなんて絶対に言わない。みんなのことをちゃんと考えてくれているから。

 

3.それでも会えない状況が続いたら、周りにいる大人に言えばいい。じいじ、ばあば、保育園の先生、園長先生、学校の先生、誰でもいい。大人にお願いしてみたらいい。

 

4.今度また会えるから、その時は〇〇(長女)も誘ってみて欲しい。

 

5.みんなにクリスマスプレゼント買ってあげようと思う。お母さんには話をしてあるから欲しいものをお母さんに伝えておいて。〇〇(長女)の分も聞いてあげて。

 

6.〇〇(従兄弟)が、みんなに会いたがっていた。お父さんは今はおばあちゃんと一緒に過ごしているけど、おばあちゃんも会いたがっている。

 

 

私の話を聞いた子どもたちも「ずっとずっとお父さんに会いたいと思っていた、ずっと我慢していた。」と言ってくれました。子どもたちにどれだけの負担を強いているのか、自分のことしか考えていない妻には分からないのでしょう。私のことはどうでもいいけど、子どもたちのことだけはきちんと考えて欲しいと思いました。

 

また、長男から「おばあちゃんにも会いたい、話がしたい!」と返事があったので、ビデオ通話をしました。1〜2分程度でしたが、子供たちはとても喜んで、「今度おばあちゃんの家に泊まりに行くからね!」と何度も言っていました。

 

また、クリスマスプレゼントについて、その場で欲しいものを考え始めました。

次男は妖怪ウォッチが欲しいとのこと。

長男は、本当はNintendo Switchが欲しいがお母さんにダメだと言われそう、最近はNintendo 3DSのソフトも我慢しているとのことで、思いついたのがインターネット経由でアイテムやソフトを購入できるプリペイドカードをあげることにしました。長男は「あのソフトを買おう!」と胸を膨らませ喜んでいました。

長女のクリスマスプレゼントも、2人が考えてくれて、プリキュアかリカちゃんのおもちゃが良いのではないかと提案してくれました。最終的に、妻に確認してもらうことにしました。

 

子供たちは、最近お気に入りのYouTuberの真似をしたり、仮面ライダー妖怪ウォッチなど好きなテレビ番組の話をしてくれたり、次男は保育園で″たかおに″が流行っているそうで、園庭には高いところが5箇所もあると教えてくれたり、長男はクラブ活動で野球をしていると教えてくれました。こんな些細な事でも、私は本当に嬉しくて久しぶりに幸せな気分を味わいました。

 

話は尽きることなく、あっという間にお別れの時間が近づいてきました。

時間が迫るにつれ、次男は私の腕時計を何度も何度も確認して、長男は壁の掛け時計をチラチラと気にして、終わってしまうことを惜しんでいました。

それでも、「そろそろ行こうか」と伝えて、約束の19時の少し前に席を立ち、会計に向かいました。この時、次男が急に入り口のほうに向かって走り出しました。私はとっさに、「〇〇(次男の名前)!!」と呼び止めました。向かった方向には、義母が座っておりそこを目指していたことがわかり、その後は止めませんでした。

私が会計を済ませ、子供たちと外で待っていると、義母の会計がてこずっており、19時を少し超えました。


私は最後に、長男と次男を一人一人抱っこして抱きしめました。

 

長女と会う事はできませんでしたが、本当に幸せな時間でした。妻にも感謝をしました(今考えれば馬鹿みたいですが)。

そして、子供たち3人に会える状況になるまで頑張ろうと思いました。