次楽の記録と記憶

妻と離婚調停・面会交流調停中の男です。三児の父親です。まさか自分がこのような状況になるなんて夢にも思っていませんでした。誰かに話を聞いてもらいたいのと、記憶の整理と記録のためアカウントを作成しました。少しずつ吐き出していこうと思います。

長男との偶然の再会

2021年8月4日水曜日、私は2日後に迫った審判期日に向けて今後の方針を話し合うべく、私の代理人事務所で打ち合わせの予定がありました。

会社を定時で上がり、最寄り駅から事務所に向かう途中に、長男が通っていた習い事の教室がありました。私は長男のことを思い出しながら、その前を通過しようとすると、なんと長男がその教室の前に立っていました。(迎えを待っていました)

かつて私名義の通帳からその習い事の月謝が引き落とされていましたが、その引き落としが1年程度前から無くなっていたので、もう辞めてしまったのだとばかり思っていました。

 

私は本当に驚きました。こんなことがあるのかと思いました。声を掛けようかどうか迷いましたが、長男と目が合い、私に気付いた様子だったため、思い切って声を掛けました。

長男も驚いた様子でした。成長したせいなのか、片親阻害のせいなのか、私が知っている、以前の元気でハキハキとした長男とはだいぶ変わっており、私の問いかけに対し、あまり発言がありませんでした。

しかし、一緒に笑顔で写真を撮ってくれて、抱きしめさせてくれて、私に会いたかったと言ってくれました。

 

顔は分からないようにしますが、長男が笑顔でピースサインをして私と写ってる写真を記録しておきます。

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また、段ボールで作ったダイヤモンドソード(過去記事参照)について、「(長男)が、人を傷つけるための道具と言って、もう絶対にお父さんと会わないと言っている」と、相手方にに言われたことが本当なのか聞いてみると、何の話?と首を傾げました。長男も相手方のことを思ったのか、困ってしまっていたので、それ以上聞くことはしませんでした。会わせないための、でたらめな作り話だったのでしょう。

 

 

これではっきりしました。相手方がこれまで主張してきた「子どもたちが会いたくないと言っている、消極的である」というのは、子どもたちの本心ではなかったということです。

もちろん、相手方の前で、面と向かってお父さんに会いたいと言えないのかもしれません。しかし、それが本心だと勝手に決めつけているのか、子どもの本心を見抜くことすらできないのか、分かっていながら分からないふりをして会わせないのか、真実がどうなのかは知る術はありませんが、いずれであったとしても、相手方に親を語る資格はありません。

 

また、子どもたちが父親に会いたいのに言えないという葛藤の状況にいれば、子どもたちが成長してから、相手方のことを悪く思ってしまうことも十分にあり得ます。しかしそれは私が望むことではありません。このような状況になってしまうことを回避するためにも、一刻も早く両親と普通に会える状況にすることが必要であると感じました。

 

私の望みは、子どもたちが両親とも普通に会える状況になり、父母両方から愛されているということを実感でき、心身ともに健やかに育って欲しい、ただそれだけです。

 

 

 

話を戻します。

長男と別れた後、代理人事務所に行き、2日後に迫った審判期日の準備書面に長男との偶然会った際のやり取りについての内容を、急遽織り込みました。そして、今後どのように進めていくべきかを代理人と協議しました。

 

  • このまま面会交流調停を続ける場合、裁判官主導で、期日間の面会実績を積み重ねるよう指示され、それに基づいて面会交流を実施していくことになる。今後も相手方はいくらでも嘘を言って会わせないことは有り得る。

  • 審判を求めた場合、裁判官からの直接的な訴訟指揮がなくなった結果、吉とでるか凶とでるか、現状の維持となるか、代理人がいなくなることにより、より一層相手の態度が悪化する可能性もあるが、真逆の結果になることもある。

  • また、前回審判期日において、間接強制を執行できるような審判は出せないとの裁判官の審照開示があったことは既に報告の通り。

  • 少なくとも、裁判所としても、本件の解決きっかけを模索しており、そのためにも相手方本人を、明後日の次回期日に出廷させるよう命じるといった訴訟指揮をしているのではないかと推測している。基本的には、明後日の次回期日では相手方本人はきちんとやっていることを述べ、それに対し裁判官が本当か否かをチェックするという進行になることが予想される。

 

私は、もう面会交流調停(審判)を続けていても意味がないと思いました。このままダラダラと続けていても、何も変わらず、お金(弁護士費用)も無駄、時間も無駄であると思いました。何かを大きく変えるべき局面に来ていると感じていました。

 

私はどのような審判が出ることになろうとも、次回審判期日で結審を求め、審判を終わらせることを決意しました。