相手方の失言
審判期日が終わった翌週の、2021年4月12日月曜日、以下の項目について相手方に連絡しました。
- 二男の卒園式、入学式などの動画の送付のお願い
- 二男の誕生日プレゼントについて
- ゴールデンウィークにおけるビデオ通話の日程調整
- 子どもたちへの手紙に対する、子どもたちの反応
- 私が書いた長男への手紙の内容に対して、「長男が自分のせいで離婚したと考えてしまい、面会交流に消極的になるのではないか?」という主張に、相手方が至った理由、思考過程。(過去記事参照)
これに対して、2021年4月22日木曜日、相手方から以下の回答がありました。
- 写真は二男の了解が得られましたので、(相手方)において準備をしてもらっています。
- 誕生日プレゼントは、「何もいらない」とのことです。
- テレビ電話による交流を実施するべく、(相手方)から候補日を出してもらうよう依頼中です。GW中の可能性もありますので、もし現時点で(私)氏が対応不可な日時がありましたらご教示下さい(ただし、長男及び次男は消極、という状態は変わってはおりません)。
- お子様3名とも「嬉しかった」とのことでした。ただ、あくまで(相手方)氏の話を踏まえた小職(代理人)の感触ですが、長男の「嬉しかった」の大きさは、比較すると他の2名よりも小さいように感じました。
この回答で、項目5についての回答がありませんでした。何度も督促したところ、2021年4月30日金曜日に以下の回答がありました。
- 手紙を読んだ長男が、自分のために離婚したのだと考える。それは子供にとって重たい事実である。(私)氏に対し、さらに気持ちが消極的になる。面会交流に消極的になる。なお、私見としてはこの部分のすれ違いは、議論等をしても結論は出ない部分かと思料致します。また、当方は手紙の修正等を『主張』した事実はなく、あくまで懸念を伝えたに過ぎませんので、その旨付言致します。
はっきり言って回答になっていません。「長男は『離婚して欲しい、そうすれば会える』と言っている」と相手方は主張しているのだから、長男が離婚を望んでいるということです。
にもかかわらず、「自分のために離婚したんだと考えて、消極的になる。」という主張は筋が通っていません。相手方の主張が真実であるのであれば、むしろ「自分に会うために離婚してくれたのか、自分のお願いを聞いてくれたのか」となるはずです。
案の定、相手方代理人は文末で逃げています。つまり失言だったということです。自分達の嘘だらけの主張を、きちんと把握できていなかったということです。真実のみで主張しているのであれば、このような失言をすることはまずないでしょう。
また、ビデオ通話の日程についても連絡がありました。
- 間接交流の実施日ですが、5月9日(日)16時はいかがでしょうか。尚、現状3名とも消極の意向を示しているようですので、(相手方)氏に説得をお願いしております。
GWで実施するように言われていましたが、提示されたのはGWから外れた5月9日(日)でした。しかも、3名とも消極の意向という決まり文句も付いていました。
これはいつもの通り、ドタキャンだなと思いました。
2021年5月3日月曜日、私はしつこいくらいに以下の通り返答しました。
- 日程については問題ありません。また、消極的な具体的な理由を確認下さい。長男は、「離婚すれば何も心配せずに会うことができる」と言っていたのに消極的というのは全く理解できません。理由が分からなければ、面会交流を実現するにはどうすればいいのかも分からないため、具体的な理由を教えていただきたい、面会交流が子の福祉のために大切だと思っているのなら協力をお願いしたい。
2021年5月7日金曜日、相手方から返答があり、以下の通りでした。
- 理由については、裁判所への報告の件もありますので、可能な限り確認致します。ただ、子どもの気持ちの問題ですので、『理由』と言いうるものが確認できない可能性もあります。その点はご承知おき下さい。
上記と同日の夜21時頃、相手方から以下の連絡がありました。
- 現状において、二男がやや積極的になっております。また、二男が話すならということで、長女も一緒に参加する可能性もあるとのことです。一方、長男は引き続き参加しないとの意向のようです。
- また、相手方氏(及び小職【相手方代理人】)の意見としては、長男が参加しない場合でも、二男や長女に対し、長男が参加しない理由や、長男と一緒に話をしたい、といったような発言は控えていただいた方がよろしいように思います。
- 例えばですが、「長男はどうして参加しないの?」とした場合、「(自分達ではなく)長男じゃなきゃダメなのか」と思ってしまう可能性も否定できないためです。
- 最終的にどのようにお子様と話すかは父親である(私)氏のご判断ですが、交流再開の第一回目であり、年齢的にも大人の想定とは異なる受け止めをすることも十分考えられますので、可能な限りご配慮いただくのが適当であると思料致します。
今までずっと消極的だったものが、直前に「積極的になっております。」とのこと。相手方はやりたい放題です。これまでは何だったのか、ふざけるなと言いたかったですが、そこは我慢しました。
また、「長男の話を控えたほうがよい」などわざわざ伝えてくるのは何故なのか?と疑問に思いました。その理由は後に分かります。
上記のメール連絡以外に、「実施できない場合には、相手方代理人から私の代理人に連絡をする」と電話があったとのことでした。またドタキャンされるのだろうと思いました。
しかしながら結果的に、
二男と長女の二人とはビデオ通話を実施することができました。
詳細は別途記録します。