次楽の記録と記憶

妻と離婚調停・面会交流調停中の男です。三児の父親です。まさか自分がこのような状況になるなんて夢にも思っていませんでした。誰かに話を聞いてもらいたいのと、記憶の整理と記録のためアカウントを作成しました。少しずつ吐き出していこうと思います。

ビデオ通話後の審判期日

2021年5月31日月曜日、二男、長女とのビデオ通話が実現した後の審判期日がありました。

結論としては、以下の通りとなり、次回期日は2021年7月5日月曜日に決定しました。

 

  • 二男と長女とのビデオ通話が上手くいったことを踏まえ、次回期日までに直接の面会交流を実施する。

  • 長男については、二男と長女が会うのであれば付き合ってもよいと言っていたこと、お父さんとお母さんが離婚すれば会うと言っていたことを勘案し、二男と長女との直接交流へ、一緒に参加するように促す。

  • それが無理であれば、ビデオ通話等の間接交流を実施する。

 

また、長くなりますが、私から提出した準備書面、相手方から提出された報告書と準備書面の内容を記録しておきます。

 

----------私の準備書面の概要-----------

1.面会交流の結果
当初,相手方の主張では,面会交流に消極的との話であったが,全くそのようなそぶりはなく,小学校入学,保育園での生活,誕生日プレゼント,日常生活な どについて何の問題もなく会話ができました。
また,手遊び,にらめっこ,遊び歌,しりとりなどで一緒に遊び,大喜びで私との面会交流を楽しんでいました。(写真参照)(過去記事の写真を添付しました)
ビデオ通話を終了する際に,二男,長女それぞれに今度は一緒にご飯食べたり, 公園に遊びに行ったりしようと提案すると,「うん,わかった!」と快く受け入れてくれました。

2.面会交流での具体的なやり取り

(省略)(過去記事参照


3.面会交流終えた申立人の感想
面会交流中には,二男と長女の二人とも,申立人の顔を見ようとどんどんカメラに近づいてくる様子が何度も見られました。特に,にらめっこ遊びの際は,画面に顔全体が写らないほどカメラに近付いてきました。(写真参照)(←ここには載せませんが子どもたちのドアップの写真を添付しました)

 

また,にらめっこや手遊びをしていた際には,二男と長女が交互に開始の発声をしていたが,2回連続で開始しようとすると,「次は(長女)だよ!」,「次は(二男)だよ!」と言って,私を取り合う場面がありました。

 

二男は,自ら小学校の帽子を持ってきて被って見せるなど,父親である私に自分の成長を見てもらいたいという様子が見られました。

 

長女は,頭をぐるぐる回して「まっすぐ歩けるか」という遊びをやった後,「お父さんもやってみて!」とその体験を共有してほしい,一緒に遊びたいという様子が見られました。

 

ビデオ通話開始後約18分が経過したところで,母親のほうを見ながら,二男は「(長女),もうバイバイ?」,長女は「もうバイバイなの?」とヒソヒソ声で残念がっている様子で母親に問いかけていたが,通話継続となり,二人とも嬉しが っている様子が見られました。

 

私は,ビデオ通話を終了する際に,二男と長女それぞれに今度は一緒にご飯食 べたり,公園に遊びに行ったりしようと提案すると,「うん,わかった!」と快く受け入れてくれました。

 

面会交流でのやり取りを考慮すると,子ども達,少なくとも二男と長女は,自分たちの成長及び存在について私からの承認を望んでいるだけでなく,私との面会交流を望んでいることを感じました。

 

少なくとも二男と長女は,直接の面会交流に対し,積極的な姿勢を見せているので,速やかに直接の面会交流が実施するべきです。


4.面会交流を終えた申立人の要望及び意見
(1) ビデオ通話では,20秒以上の音声の遅れや,カメラ映像のフリーズが何度も発生し,うまくやり取りができない状況がありました。子ども達ときちんとした面会交流を実施するため,間接交流ではなく直接の面会交流を望みます。

 

(2) 二男の誕生日プレゼントについて,相手方代理人からの令和3年4月22日のメールで「誕生日プレゼントは,まだ「何もいらない」との気持ちで変わっていないようです。」と連絡をもらいましたが,ビデオ通話で「プレゼント欲 しくないの?」と聞くと,「欲しい!」と即答がありました。
母親から聞かれるのと父親から聞かれるのとでは,子どもたちの反応は全く 異なる典型的な例です。5,6歳の子どもが,自分の誕生日プレゼントを「いらない」ということは,社会通念上,まずありません。相手方には,親として子どもたちの本当の気持ちをきちんと酌んでもらいたい次第です。

 

(3) 相手方代理人からの令和3年5月7日のメールで「(相手方)氏(及び小職)の意見としては,(長男)が参加しない場合でも,(二男)や(長女)に対し,(長男)が 参加しない理由や,(長男)と一緒に話をしたい,といったような発言は控えていただいた方がよろしいように思います。」との意見をもらいましたので,私からは「(長男の名前)」という言葉を発しないようにしました。二男も「(長男の名前)」という言葉を敢えて言わないようにしていたと思われる状況が2回ほどありました。
二男は,母親が近くにいたから気を遣ったのだと推察します。
相手方には,子どもたちが気遣いなく面会交流ができる状況を整えてもらいたい次第です。

 

(4) 裁判所からの指示では,ゴールデンウィーク中にビデオ通話を実施するようにとのことでした。しかし,実施日は5月9日の日曜日となりました。
5月6日と7日は,二男が小学校に行っており,「子どもたちが休みである ゴールデンウィーク中の実施が良い」とした裁判所の考えを無視した日程設定 となりました。
相手方には,子どもたちのことを第一に考えた対応をお願いしたいです。

 

(5) 今年のゴールデンウィークは,4月29日から5月5日でしたが,相手方から具体的な日程の提案を受けたのはゴールデンウィークに入った後の4月30 日でした。しかもその日程はゴールデンウィークから外れた5月9日でした。私は,相手方からのビデオ通話の日程提案を待っていたため,ゴールデンウ ィークには何の予定も入れませんでしたが,直前に提案されても仕事(出張) などでどうしても対応できない場合もあり得ます。
今後の円滑な面会交流の実現のために,具体的な要領を指定した審判を望み ます。

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続いて、相手方の報告書と準備書面の内容です。

 

----------相手方の報告書の概要-----------

  1. 二男と長女が参加し、申立人(私)とビデオ通話による間接交流を実施しました。間接交流の際は、画面に映らないようにしましたが、基本的に私(相手方)も同じ室内におりました。申立人(私)から「公園に行こうね」「食事に行こうね」といった申し向けもあり、交流が終わった後、二男も長女も「行こうかな」と述べていました。

  2. 前回の期日終了後、ビデオ通話を実施するということになり、私(相手方)は子どもたちに「お父さんがテレビ電話をしてくれるよ、みんなと話したいと言っているよ。」というように申し向けました。当初長男は、「嫌だ、出たくない。(もしビデオ通話を自宅でやるなら)祖父母の家にいる」と述べて、強く拒絶をしていました。それもあって二男や長女も実施に消極的でした。私は主に長男に対し「一緒にお家にいようよ。二男や長女もいてほしいと思うよ」「近くにいるだけでもいいよ」と申し向け、その結果、長男は参加しないものの自宅におり、上記の通り二男と長女はビデオ通話に参加する、ということになりました。
    →(青字は私の注釈です)ビデオ通話の直前に、相手方から「長男の話を控えたほうがよい」などわざわざ伝えてきていました(過去記事参照)が、これが狙いだったと思われます。
    ①「長男は自宅にいたのだけど、参加しなかった」ということを書いて長男との溝は深いことを示していますが、真実は、自宅にはいなかったのだと思います。
    ②仮に、私が相手方の忠告を無視して、二男と長女に「長男はどうしているの?」と聞いた場合は、ここの文章は「二男と長女が、(自分達ではなく)長男じゃなきゃダメなのか」と思ってしまったようで、消極的になってしまった。となっていたことでしょう。
    パターン①ならば、「長男との溝は深い」ことを示せるし、
    パターン②ならば、「忠告したにもかかわらず、長男の話をしたので、二男、長女とも溝が深まった」とすることができます。
    やり方が汚いです。


  3. 長男が不参加であったことについて、参加しなかった理由を尋ねたところ、「嫌だな、信じられないなという気持ちが少しずつ大きくなってきた」と表現していました。どうしてそういう気持ちが大きくなってしまったのかについては、本人からは「わからない」という返事しかありませんでした。
    →この主張が本当であるならば、私は長男に会えもせず、何の話もできていないにもかかわらず、そのような気持ちが大きくなってきたというのであれば、その原因は相手方にあるとしか言えないと思います。

  4. 以下は推測も含みますが、長男がどうして申立人(私)に消極的な気持ちを有するに至ってしまったのか、について述べたいと思います。
    離婚についての話が長くなる中で、私(相手方)自身、申立人(私)の言動によって強いストレスを感じることがよくありました。もちろん私はそのことを子どもたちの前では見せないようにしていました。しかし、離婚の問題が長引くにつれ、子どもたち特に長男は、相手の気持ちに敏感に気づく性格ですから、母親である私を、父親が悲しませていると感じた可能性はあると思います。長男が「近くで見ていれば子供だってちゃんとわかるんだよ」と発言していたことがありました。そして、年齢的にも小学校高学年となり、段々と反発に変わってしまったように思います。

  5. うまく伝わらないかもしれませんが、母親である私が見る限りですが、長男は父親である申立人から、思ってもらえていない、大切にされていない、と感じてしまったように思います。私からは子どもたちに、申立人(私)が子どもたちへの思いを持っている、大事にしている、ということを伝えています。しかし、写真を送るためのやり取りや、写真へのコメントの件等からも、子どもたち(特に長男)は、それを実感として感じられていないのではなかったかと思います。申立人(私)は、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントを子どもたちにあげていましたし、それも愛情表現だとは思いますが、うまく言えませんが、そこは特に長男が求めるものとは違ったのかもしれません。
    →プレゼントを渡してもいない人間がよくもまぁこんなことを言えるなと思います。どの口が言っているのでしょうか。

  6. 長男は小学校6年生と多感な時期でもありますので、長男の気持ちに配慮しながら、引き続き父親である申立人(私)との交流を促していきたいと思います。

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----------相手方の準備書面の概要-----------

(※前半部分は、私の準備書面に対する反論がずらずらと記載されていまいたが、そこはあまり重要ではないので割愛します。)

3.今後について

(1)本件報告書やこれまでの期日外における申立人側とのやり取りを踏まえると、申立人は『子どもたちは父親と交流したいのに、相手方がそれを阻害している』と認識しているようにすら思われる。相手方からすれば、それは全くの誤りであるし、率直に言えば、面会交流が困難となってしまった原因は、別居から現時点に至るまでの申立人自身の言動にもあると考えている。しかし、それをここで双方が非難しあっても何らの意味もない。重要なのは、今後どのように、長男も含めた面会交流を実現させていくか、である。

その点は、繰り返しではあるが、申立人においては「面会交流が実施できない(できなかった)のは、相手方のせいである」という認識を、意図的にでも後退させ、実際に子供らを監護している相手方の気持ちや意向も、一定程度尊重して欲しいと考える。
もちろん、相手方としても、自身の対応が全くの打ちどころのない完璧なものであるとは考えていない。監護しているからと言って、相手方が全て正しい、などというつもりもない。申立人と交流する子供らの一面は、相手方には見せない一面ということもありうる。申立人からすれば、楽しく申立人と交流する子供らを目の当たりにすると、『子どもたちは本当は面会交流をしたがっている、それなのに実現しないのは、相手方のせいである』と考えるのかもしれない。

しかし、共に生活する中で、相手方にしか見せない子供らの一面が多々あることは紛れもない事実である。相手方の認識がすべて正しいわけでもないのと同様に、申立人の認識すべて正しいわけでもない。その点では、双方がお互いの意見や考えを尊重する必要があるし、何かを伝えるとしても、その表現には十分に配慮する必要がある。

(2)現状は、双方に代理人が就いているが、今後は申立人と相手方が直接やり取りをすることになる。その場合、申立人の言動が相手方を委縮させてしまっては、それを子どもら(特に長男)が敏感に感じ取り、面会交流に消極的になってしまう可能性がある。申立人と相手方は長年にわたる別居を経て、令和3年3月に離婚したとの関係である。そのことも踏まえ、申立人においても、その発言や表現を相手方がどのように受け止めるのかといった観点から、相手方へも十分な配慮をお願いしたい(もちろん相手方においても、徒に申立人を非難するつもりは、今後もない)。配慮が出来ない理由はないし、そのことは少なくとも、面会交流の実施に悪影響は与えないはずである。

→相手方代理人は、私のことをどうしても気性の荒い人間に仕立て上げたい様子です。こんなことで稼いだお金で食べるメシは美味いですか?と皮肉を込めて聞いてやりたいです。

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