次楽の記録と記憶

妻と離婚調停・面会交流調停中の男です。三児の父親です。まさか自分がこのような状況になるなんて夢にも思っていませんでした。誰かに話を聞いてもらいたいのと、記憶の整理と記録のためアカウントを作成しました。少しずつ吐き出していこうと思います。

養育費(教育費)の追加要求#2

養育費(教育費)の追加要求(過去記事参照)があったことは記録しましたが、その続きです。

 

「子どもたちの教育費くらいつべこべ言わず払え!」という意見の方もいるかもしれませんが、子どもたちと何の問題も無く会える状況であるのであれば、いくらでも払います。しかし、「子どもたちが会いたくないと言っている」と嘘をつき、子どもたちを人質にしてお金を要求してくる誘拐犯、テロリストと同じ類の人間には、払う気にはなれませんし、誘拐犯よりたちの悪い相手方に払ったところで何も変わらないでしょう。相手方の一番の目的であった離婚を受け入れても、子どもたちに会わせてもらえなかったのが何よりの証拠です。

また、追加で払ったところで、相手方の浪費の補填になるだけで、子どもたちのために使われることは無いと考えます。そうであれば、私が自分で貯めておき、子どもたちが必要となった時に渡した方がまだ安心です。

 

誤解されないように書いておきますが、養育費に関しては私はきっちりと毎月14万円(暫定ですが算定表額の通り)を渡しています。この養育費14万円も、何に使われているのか分かったものではありませんが。

 

以下に、やり取りの続きを記録しておきます。代理人を介したやり取りにはすごく時間が掛かります。

青字は私側からの回答と私のコメント赤字は相手方からの回答です。

 

2021年6月18日金曜日、私からの回答。

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2.養育費について

基本金額について、当職が作成したものと誤差があることから、(相手方代理人)の方で計算した計算式をご教示いただけないでしょうか。

習い事等の費用負担については、定額というのは同意しかねます。

また、(私)氏は、現在お子様方がどのような習い事をなされているのか、その全てについては、分からない状況です。

つきましては、お子様の状況を想像し、理解するためにも、現時点のお子様方の習い事をご教示ください。また可能であれば、それに要する金額も併せてご教示くださいますようお願いいたします。

なお、(私)氏の心情としては、毎日面会交流ができるのであれば、実際にかかる習い事の費用全額を負担することも前向きに検討すべきと考えております。

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2021年6月18日金曜日、相手方からの回答。

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 2.養育費について

差額とはどの程度でしょうか。

またこの点は小職限りですが、面会交流と養育費は別個であり、(相手方)氏が面会交流を妨げている訳ではなく、子供たち自身(特に(長男)君)が消極的であることが原因です。

(相手方)氏がコントロールできる問題でないのに、習い事費用の条件とするようなご提案は、率直なところあまり適当でないと思料致しますが、いかがでしょうか。

→(私のコメント):GWのビデオ通話直前のやり取り(過去記事参照)から、ある時は積極的、ある時は消極的と言ってコントロールしているのは明らかです。

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2021年6月22日火曜日、私からの回答。

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差額は、約500円です。

(私)氏としては、当職と貴職の計算のどこで上記差が生じたのかを知りたいとの考えておりますので、ご開示いただけると幸いです。

また、前回もお伝えいたしましたが、お子様の習い事の状況及びこれにかかる費用についてご教示いただけないでしょうか。

お子様の状況を知りたいと思う父親としての考えをご理解いただけると幸いです。

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2021年7月1日木曜日、相手方からの回答。

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2.養育費について

500円であれば、誤差または四捨五入の問題として処理できるように思います。

どうしても確認されたいということであれば、まずは貴職の計算式をご教示ください。

次に、習い事費用の点ですが、前提として一定の習い事費用をご負担される意思はある、と理解してよろしいでしょうか。

また、定額には同意できない、とのことですがその理由をご教示ください。

現在お子様方が行っている習い事や費用の点については(相手方)氏に確認をしております。

→(私のコメント):全く教えてもらえる様子はありません。

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 2021年7月9日金曜日、私からの回答。

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2 養育費について
計算結果を添付いたします。
貴職は「誤差」と主張しますが、(私)氏としては、「誤差」とは感じてはいません。(私)氏としては、支払うべきものは当然支払うと考えていることは、大切なことですので、改めて申し上げます。
現在は、双方話し合いでの解決を模索している段階であり、支払うべきものかを確認するために、お願いしていることをご理解願います。
なお、仮に、貴職の主張するように、誤差や四捨五入の問題なのであれば、現在お支払いしている14万円でも誤差又は四捨五入のレベルとしてご納得いただくことも可能なのではないかと思料いたしますが、いかがでしょうか。

次に、習い事費用については、こちらが負担しなければならないものについては、負担する意思はあります。

定額に同意できない理由については、将来、現に支出するか分からない不確実な部分まで支出を前提とする合意まではできないと考えているからです。必要なときに協議をすることが合理的なのではないかと思います。
定額払いに固執されるのであれば、むしろその理由をご教示ください。

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2021年7月16日金曜日、相手方からの回答。

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習い事費用の件について、負担しなければならないものは負担する意思があり、必要なときに協議をすることが合理的とご連絡いただきました。

「必要な時に協議をする」の内容(負担額の決め方等、(私)氏が想定している(相手方)氏側とのやり取りの内容)を、具体的にご教示いただければと存じます。

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 2021年7月27日金曜日、私からの回答。

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養育費に関する(私)氏の考えについてご連絡いたします。
まず、お支払している養育費として考慮すべき教育費(算定表上考慮されている教育費)については、(私)氏にとって二重の負担となることから、負担の必要はないと考えております。


次に、算定表上考慮されていない教育費については、事前にどのような習い事をするのか、どの学校に進学したいのかについて、子ども達の意志を確認した上で、一定の費用負担をすることを考えております。
(私)氏は父親であり、子どもの進学や習い事の希望について、知りたいと思うのは当然ですし、知るべきであると思います。


費用負担については、その金額が分かるもの(契約書や領収書等)をメール、LINE、手紙等何らかの手段にてお送りいただければ、その金額を折半することを考えております。


また、令和3年6月18日に、
つきましては、お子様の状況を想像し、理解するためにも、現時点のお子様方の習い事をご教示ください。また可能であれば、それに要する金額も併せてご教示くださいますようお願いいたします。
とご連絡を差し上げたにもかかわらず、その後、回答をいただけておりません。
この点について、ご回答ください。

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2021年7月30日金曜日、相手方からの回答。

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・前提を確認したいのですが、貴職の指摘される二重払いの負担というのは、通常の養育費の中に、習い事費用(学校外教育費)の一部が含まれている、ということでしょうか。そうだとすると、通常の養育費の中に含まれている習い事費用の金額(割合?)は、どのようなものになるのでしょうか。恐れ入りますがご教示をお願い致します。

・「事前にどのような習い事をするのか、どの学校に進学したいのかについて、子ども達の意思を確認」とありますが、「事前」に確認したいというのは、(相手方)氏が子供たちの意向を無視して習い事を選んでいる、との懸念があるのでしょうか。また、現在お子様方は何れも(私)氏との交流に消極的です。そのような中、どのような方法で子供たちの意思を確認するとのお考えでしょうか。

・費用負担は折半とあります。(私)氏と(相手方)氏の年収は異なりますが、折半の根拠をご教示くださいますようお願い致します。

→(私のコメント):現時点での子どもたちの習い事の内容を教えてもらいたいというお願いについては無視です。

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 2021年8月4日水曜日、私からの回答。

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・前提を確認したいのですが、貴職の指摘される二重払いの負担というのは、通常の養育費の中に、習い事費用(学校外教育費)の一部が含まれている、ということでしょうか。そうだとすると、通常の養育費の中に含まれている習い事費用の金額(割合?)は、どのようなものになるのでしょうか。恐れ入りますがご教示をお願い致します。

⇒年間標準教育費内で工面できるものについては、教育費ということで工面していただきたいという趣旨です。

 

※(私の代理人の見解も記録しておきます):法律論のみをお話すると、学校外の習い事は、養育費の範囲外として、原則、合意がなければ負担しないということになっております。例外は、義務者の収入・学歴・地位などからその教育費負担が不合理でないものは、合意しなくとも負担すべきという結論となります。

 

・「事前にどのような習い事をするのか、どの学校に進学したいのかについて、子ども達の意思を確認」とありますが、「事前」に確認したいというのは、(相手方)氏が子供たちの意向を無視して習い事を選んでいる、との懸念があるのでしょうか。

また、現在お子様方は何れも(私)氏との交流に消極的です。そのような中、どのような方法で子供たちの意思を確認するとのお考えでしょうか。

⇒(私)氏は父親であり、子どもの進学や習い事の希望について、知りたいと思うのは当然ですし、知るべきであると思います。とお伝えしております。

にもかかわらず、「(相手方)氏が子供たちの意向を無視して習い事を選んでいる、との懸念がある」などと、(私)氏の心情を曲解するのは、有害無益かと存じます。

以下、あえて(私)氏の考えをそのまま記載させていただきます。

「子どもたちの意向を無視して習い事を選んでいる」と考えているわけではありませんが、親として私自身でも子どもたちの意思を確認したいという趣旨です。教育費を出す別居親の気持ちや意向も、一定程度尊重して欲しいと考えます。また、相手方の5月28日付の準備書面(2)でも主張ある通り、子どもたちには相手方には見せない一面が多々あることは紛れもない事実であり、相手方へは本心を言えないこともあるのではないでしょうか。そこをカバーすることも私の役目であると考えます。
子どもたちの意思確認の方法ですが、直接会話して確認することを希望します。どのような形であれ、相手方としても子どもたちに面会交流を促すための良い理由付けができると考えます。お金を出してもらう親に対して、子どもたちからお願いするというのは、一般家庭でも普通にあることで、何ら不自然なことではありません。

また、相手方の5月24日付報告書での主張に、「プレゼントをあげるのも、愛情表現のひとつですが、子どもたちが求めるものとは違っていた」とありますが、私も同感であり、教育費を何の考えもなくただ出すということは、子どもたちの求めるものとは違うと考えます。子どもたちのことをきちんと考えて、きちんと話を聞くことが重要であると考えます。

子どもたちが消極的というのであれば、相手方は子どもたちを上手く説得して下さい。それは同居親の義務であると私は考えます。

 


・費用負担は折半とあります。(私)氏と(相手方)氏の年収は異なりますが、折半の根拠をご教示くださいますようお願い致します。

⇒習い事など子どもたちのことに関して、両親には平等に責任があると(私)氏は考えおります。

また、(私)氏が養育費として現在支払っている金額は、月14万円です。基礎収入の額が大きいときには、学校教育費以上の額が既に考慮されているとの見解もあります。

以上の理由から、習い事等の費用については、折半としても著しい不合理はないかと存じます。


※(私の代理人の見解も記録しておきます。):この考え方は、裁判例がなく、文献の記載にとどまるため、説得力は強くありません。折半という主張に対し、現状強い理由付けがないです。
今後の展開や、最終局面(裁判官の判断)の段階で、負担割合が折半から修正されてしまう可能性も十分にあります。

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2021年8月11日水曜日、相手方からの回答。

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・習い事について

前回期日にお知らせした通り、当方としては、8月4日に(私)氏が(長男)君と会ったのは、偶然ではなく意図的であった可能性が高いと認識せざるを得ない状況です。

習い事を知らせた場合、(私)氏がその習い事先を訪れる可能性が否定できませんので、現時点での習い事をお知らせすることは出来かねる、というのが(相手方)氏の考えです。

→(私のコメント):今までずっと習い事を教えて欲しいとお願いしてきたにもかかわらず、8月4日に長男と偶然出会ったことを引き合いに出して教えられないという、最初から教える気などないことは明らかです。

なお、言うまでもないことですが、(8月4日の件が偶然であったのか、意図的であったのかに拘わらず)事前の協議なく子供たちの意向も確認せずに、子供達のもとを訪れることは、お控えいただきますようお願い致します。

 

・習い事費用及び養育費について

「子どもたちの意思確認の方法ですが、直接会話して確認することを希望します。どのような形であれ、相手方としても子どもたちに面会交流を促すための良い理由付けができると考えます」とのことですが、これは、どのようなご趣旨でしょうか。仮に、習い事費用の支払いを理由として面会を求める(交流すれば習い事費用を負担する)のであれば、面会に消極的な子供らに対し、お金を盾にとって面会を求めるとの構造にもなりかねません。到底適当な方法であるとは思われません。

養育費及び習い事費用については、改めてご連絡致します。

念のための確認ですが、7月9日付で頂戴した「養育費試算」記載の額が、(私)氏の正式な提案額と理解しておりますが、その前提で宜しいでしょうか。

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2021年8月24日火曜日、私からの回答。

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養育費について
(私)氏としては、貴職からの要望に従い、まずはこちらの試算を提示いたしました。そのため、こちらの回答の前に、(相手方)氏側の見解を示していただきたく存じます。
場合によっては、当方からの正式な提案額も変わりますので、よろしくお願いします。

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2021年8月24日火曜日、即日、相手方からの回答。

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養育費についてもこちらの見解は既にお伝えした通りです。

それに対しての正式な返答が、件の計算ではないのであれば(なぜ正式な返答でないのか理解に苦しみますが)、(私)氏の正式な返答額をお示し下さい。

計算式を求めたのも、(私)氏が500円の差額に拘ったからにすぎず、ゼロベースでこちらが計算式を求めた訳でない旨、付言致します。

→(私のコメント):それは相手方代理人には理解できないでしょう。私の考えは、養育費はきちんと支払うべきと考えています。こちらが提示した額と、相手方から提示された額に、たとえ500円と言えども齟齬があるのであれば、その差額の原因は何なのか、仮にこちらの計算が明らかに間違えているのだとすれば、その間違えた金額を私の正式な金額として提示するわけにはいきません。それは親としての最低限の義務でもあります。つまり、正式な返答として増額が必要になることもあり得ます。それを理解できないのでしょう。

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2021年8月25日水曜日、私からの回答。

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貴職の「500円であれば、誤差または四捨五入の問題として処理できるように思います。どうしても確認されたいということであれば、まずは貴職の計算式をご教示ください。」との要望に対し、こちらから計算式を提示いたしました。

(私)氏は、(相手方)氏側の計算式を開示していただくことを求めております。

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2021年8月26日木曜日、相手方からの回答。

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(私)氏側の提案をするのに、こちらの計算式が必須であるはずもありません(しかも差は500円です)。

養育費の(私)氏側の提案額はいくらなのでしょうか。

それが提示できないのは何故でしょうか。

既に(私)氏の計算はこちらにご提示いただいているにも拘わらずです。

→(私のコメント):結局、計算式は出さないという回答です。相手方代理人は約束を反故にするような人間だということです。

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2021年8月30日月曜日、私からの回答。

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養育費について
そうすると、(私)氏は、貴職の求めに応じ、先に計算式を提示したにもかかわらず、貴職は、計算式をご提示いただけないという理解でよろしいしょうか。


→(私のコメント):私の代理人は相手方が約束を反故にしているということを面会交流の結審書類でアピールするとのことでこのような回答となりました。

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2021年8月31日火曜日、相手方からの回答。

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計算式の点について取り急ぎ回答致します。

こちらの回答は既にお示しした通りです。

こちらの計算式がなければ、(私)氏側の提案が出来ない合理的理由はありません。何かありますか。

先の試算が(私)氏の提案との理解で宜しいですか。

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一旦ここで切ります。今後もまだやり取りは続くことになると思います。